父親の優しさを感じてください。 「働く君に伝えたいこと」 岩田松雄 フォレスト出版

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自分の子供が就職する頃になり、社会人として経験を積んだ父から子供へアドバイスを送ると言う本。

 

似た本として、「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」キングスレイ・ウォード(著)があります。

 

こちらが、父から子へのアドバイスの聖書みたいによく読まれている本だと思います。

 

それに影響を受けて書かれたのが、「働く君に贈る25の言葉」佐々木常夫(著)です。

 

その流れを組んだものかと思います。

 

子を思う親の気持ちはいつも同じですが、上記著者3名に共通するのは、皆さんそれぞれ苦労をして、成功されていると言う点です。

 

私が、自分の息子にこのような作品を書く立場になるのは、まだまだ先だなと思っています。

 

と言うよりも、まず成功しないと書く価値がないですもんね。

 

著者の講演を聞いた事がありますが、確かに苦労されていて、そこから努力して、成功されたと言う事を理解できました。

 

最近は、「リーダーシップ」を主テーマで語る事が多い方ですが、そのために相当の研究をして実践に活かして成果を上げていらっしゃる。

 

素晴らしい方だと思います。

 

ちなみに、この本から抜き出した言葉は、著者の言葉よりも、先人偉人の言葉の方が多いです。

 

成功父さんが悔しいので。(笑)

 

ポイントは以下です。
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「まずは自分が楽しむことが大切。
『楽しむ』とは一生懸命やると言うことだ」三浦知良

 

仕事は、火花の散る瞬間(本質)を意識することが大切。
ある時、F氏は私を神奈川県の座間工場に連れて行き、車体の部品をアームロボットが溶接していくラインを見せて、こう言いました。
「この工程で、付加価値を生み出しているのは、溶接の時に火花が散っているあの瞬間だけだ。だから在庫したり、部品を運んだりするのは全部無駄と言う視点で見なさい」

 

「人生において、1番大切な事は自己を発見することである。そのためには、時には一人きりで静かに考える時間が必要だ」ナンセン

 

成果を出す法則=「やる気」×「活動量」×「質」

 

「成功するために1番大切な事は『自分にもできる』と言う信念である。思い切って行動しなければ、決して名声も成功も得られない」ジェームズ・ギボンズ

 

「毎日の仕事の中で、自分で自分を褒めてあげたいと言う心境になる日を、1日でも多く持ちたい、そういう日を積み重ねたいものだと思います」松下幸之助

 

「凧が1番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない」チャーチル

 

人間、限界を超えるレベルまで頑張れば、何かをつかめるものです。

 

「こうであったらいいなと言うことがあったら、そうなったつもりになってごらんなさい。これからやりたいと言うことがあったら、今やっている気になってごらんなさい。あなたの人生には奇跡が訪れます」ジョセフ、マーフィー

 

リーダーに求められる10の心得
1 「ミッション」を語る
2 徳を高める努力をする
3 無心の心を持って保ち続ける
4 素直さを持つ
5 範を示す
6 怨みに任ずる覚悟を持つ
7 後継者を育てる
8 意中に人あり
9 努力と我慢
10 大いなるパワーには大いなる責任が伴う
ーーーーーーーーーーー

自分の子供に頑張って欲しいと思う親心がよく現れている本です。

 

子供が就職して若さゆえに悩んだりする前に、こんな本を書きたいもんだなーと思いました。

 

私の場合は、子供にあれこれ言う前に、自分で何かやる事が先なんです。

 

父から子へアドバイスする本がどうして何冊も書かれているのかと、不思議に思っていました。

 

自分が様々な経験をして、それを子供に伝えるというのは、人類が遠い昔から行ってきた、人類の知恵なんですね。

 

という訳で、少しジェラシーな気持ちから、人類の知恵として受け止めて、この本の内容をを素直に受け止めて、自分に活かしたいと思い直しました。

働く君に伝えたいこと

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